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はちみつの話

はちみつの豆知識や美味しい食べ方を紹介!

はちみつってなんだろう?

ミツバチは花を飛び回って、花から分泌される蜜をお腹いっぱいに吸って巣に持ち帰ります。一方、巣の中では幼蜂がいて、持ち帰った蜜を口移しで受け取ります。このような過程において、ミツバチの消化酵素が働き、花の蜜はブドウ糖と果糖に分解されます。
さらに、換気係のミツバチが羽をはばたかせ、3~4日間かけて濃度が80%前後になるまで水分を飛ばします。こうしてハチミツが出来上がります。ミツバチが通った花により味や色も違い、決して人工的には作ることのできない貴重な食品となります。

はちみつは栄養の宝庫

ハチミツは甘くて美味しいだけでなく、貴重なビタミン、ミネラルが豊富に含まれています。特に美肌に欠かせないビタミンB群はすべてそろっています。
また、ハチミツには強い抗菌作用があり、古代エジプトのピラミッドからハチミツが発見され、まだ食べられる状態だったといわれています。
さらにカルシウムが含まれているので、虫歯の原因菌であるミュータンス菌の繁殖を抑制します。
ハチミツはさまざまな栄養素がバランスよく含まれた合理的な食品です。

ビタミン 含有量
(100g中)
βカロテン 1μg
ビタミンB2 0.01mg
ナイアシン 0.3mg
ビタミンB6 0.02mg
葉酸 7μg
パントテン酸 0.12mg
ビオチン 0.4μg
無機質 含有量
(100g中)
ナトリウム 2.0mg
カリウム 65.0mg
カルシウム 4.0mg
マグネシウム 2.0mg
リン 5.0mg
0.2mg
亜鉛 0.1mg
0.04mg
マンガン 0.21mg
クロム 1.0μg

出典:日本食品標準栄養成分表(第8訂)

はちみつは固まります

ハチミツは時間がたつと白く固まりますが、これは結晶化といい、純粋である証拠です。結晶化の速度や結晶の形状は蜜源となる花の種類によって違います。ただしアカシアはちみつなどのように果糖の成分の割合が高いハチミツは結晶しにくいものもあります。(全く結晶しないこともあります。)
白く固まっても品質への影響はありませんが、45℃以下の低温でゆっくり湯煎にかけると風味も損なわれずに溶かすことができます。

甘い=太る?

おいしくて栄養満点のハチミツ。でも気になるのは「甘い=太る?」という点。実はハチミツは砂糖と比べてカロリーは少ないのです。さらに砂糖と違って、すでにこれ以上分解する必要のない果糖とブドウ糖に分解されているため、短時間で吸収されエネルギーになります。よって摂りすぎた糖質が脂肪となって蓄積されにくいのです。
ハチミツは実はヘルシーなダイエットの味方なのです。

お料理に大活躍

ハチミツはいろいろなお料理に調味料として活躍してくれます。パンやヨーグルト、コーヒー・紅茶に使うのは定番。レモンやキウイ、梅やしょうがをハチミツ漬にするのもいいですね。煮物などに使うと、お肉は柔らかく、魚の臭みが消え、野菜は旨味が引き立ちます。
ハチミツの甘さは砂糖の約3倍。量を加減しながらお砂糖代わりにぜひお使いください。

お手軽「+はちみつ」の生活

スプーンでそのまま頂いてもよし、パンに塗ってもよし、もちろん体にもおいしいはちみつ。
あなたのお好みの食べ方を見つけて「+はちみつ」の生活、始めましょう!
お料理に
煮物

お砂糖の代わりにはちみつを使います。
甘みとともに香りもプラスされ、違ったおいしさが生まれます。

かくし味として

カレーや麻婆豆腐等の辛い料理のかくし味にはちみつを使います。マイルドな辛さが食欲をそそります。

卵焼き

甘い卵焼きがお好みの方へ!定番メニューになること間違いなしです。
お砂糖に比べて栄養価も高くなるので、育ち盛りのお子様のお弁当にもぴったりです。
卵2個に大さじ1程度のはちみつと塩少々を加えて焼きます。(焦げやすいので注意しながら)

コーヒー・紅茶・ホットミルクに

はちみつの糖分は体内への吸収がすみやかなので、脳のリフレッシュにも有効です。

デザート・フルーツに

ヨーグルトとはちみつはとても好相性です。
おいしいばかりでなく、はちみつの糖分がヨーグルトの中の善玉菌のエサとなり、菌を増やしてくれます。

フルーツにもよく合います。
いちごや柑橘系の果物と一緒にどうぞ。
意外かもしれませんが、トマトにはちみつをかけてみてください!フルーツ感覚でいただけます。